ガムラスタン2 世界の街角 [海外旅行]
ガムラスタンの狭い路地裏に、
こんなお店がぽつん、ぽつんとある。
それとも個人の家の飾り窓かしら?
前回のガムラスタン冒頭の縦の写真、
kuni さんがおっしゃるように、石畳の道路にレールが見えるが、
歩いていたときは全く気づかなかった。
写真に撮って、初めて気づいたのだ。
写真の効用って、こういうところにある。
自分には見えなかったものが写っている。
このときの自分は、地面に目が行ってないのだ。
建物の壁や窓や全体の佇まいに見とれてしまって・・・・・。
しかし、あの狭い敷地にトロールバスも電車も走ってなかった。
幅が狭くて車は通れない。
はずだ。
ノーベル賞博物館前の広場は、
そこで処刑された多くの人の血が流れた場所である、
ということをガイドブックで知っていたが、それ以外は何も知らないまま、
自分たちは案内人もなく、たださすらうだけの旅人。
しかし、どんな歴史的な名所旧跡よりも、
そこに住んでいるひとびとの吐息が感じられるような、
なんでもない街角が、わたしを惹きつける。
いいなあ、と思ってコンパクトデジカメで撮っているうちに、
連れの人間の姿が消えている。
あわてて後を追う。
海外でひとりになると、こころがふるえる。
落ち着いて撮っていないので、
わたしが撮った街角の写真は、
どれもみな、すこうし傾いているような気がする。
タグ:ガムラスタン
あっ?びっくりしたぁ、、、。「傾いて見える」?言われなきゃぜんぜん違和感ないですよ~。
by kuni (2010-10-23 20:12)