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ガムラスタン2 世界の街角 [海外旅行]

ガムラスタン5.jpg


ガムラスタンの狭い路地裏に、
こんなお店がぽつん、ぽつんとある。


それとも個人の家の飾り窓かしら?



前回のガムラスタン冒頭の縦の写真、
kuni さんがおっしゃるように、石畳の道路にレールが見えるが、
歩いていたときは全く気づかなかった。


写真に撮って、初めて気づいたのだ。
写真の効用って、こういうところにある。
自分には見えなかったものが写っている。


このときの自分は、地面に目が行ってないのだ。
建物の壁や窓や全体の佇まいに見とれてしまって・・・・・。


しかし、あの狭い敷地にトロールバスも電車も走ってなかった。
幅が狭くて車は通れない。
はずだ。


ノーベル賞博物館前の広場は、
そこで処刑された多くの人の血が流れた場所である、
ということをガイドブックで知っていたが、それ以外は何も知らないまま、
自分たちは案内人もなく、たださすらうだけの旅人。


ガムラスタン6.jpg


しかし、どんな歴史的な名所旧跡よりも、
そこに住んでいるひとびとの吐息が感じられるような、
なんでもない街角が、わたしを惹きつける。


いいなあ、と思ってコンパクトデジカメで撮っているうちに、
連れの人間の姿が消えている。


あわてて後を追う。
海外でひとりになると、こころがふるえる。


落ち着いて撮っていないので、
わたしが撮った街角の写真は、
どれもみな、すこうし傾いているような気がする。










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コメント 1

kuni

あっ?びっくりしたぁ、、、。「傾いて見える」?言われなきゃぜんぜん違和感ないですよ~。
by kuni (2010-10-23 20:12) 

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