ノスタルジックな光景 [旅]
通りすがりの一瞬に、
ちらっと見た光景がずっとまぶたに残っていた。
旅先の車でしか通らない道で、
しかも年に数回訪れたときに、通り過ぎるだけの道沿いに、
ちらっと垣間見えた光景。
それを思い出して、今回通りすぎる機会があったときに、
意識して眺めると、確かに写真に撮りたいような光景が、
さあっと流れ去った。
写真に撮りたいが、車が停められない道路だ。
田舎なのに、車の往来が激しくて、
車を停めておくと、交通のさまたげとなる。
しかし、帰りにその道路を再び通ったとき、
車を強引に停めて、被写体まで走って行って、
撮った写真が冒頭の１枚とこれ。
黒澤明の映画にでもでてきそうな土蔵だ。
なんか、こんな光景が今でも残っていることが奇跡みたいだ。
建物にもっと寄って、うしろに回ったり、
いろいろ撮りたいところだが、ここは他人の敷地。
車も心配で、すぐに走って戻ったために、
これ以外の写真は撮れなかった。
幼少のころ、街に住んでいて、
それから田んぼのある田舎に住んでいたが、
親戚に農家は一軒もなく、
こういう光景は、これまで一度も目にしたことがない。
なのに、妙に懐かしいというのが不思議な感じ。
タグ：ノスタルジックな光景 土蔵
確かに時代劇に出てきそうな土蔵ですね。^^
by かいわれ (2010-03-25 12:46)