ＬＨってなに？

画像をよくご覧ください。
黄色い円の中に文字がふたつ、
ＬＨ　とありますが、
これはなんでしょう？




ロングハートの略？
それとも、ルックハートの略？
ランチホット？


適当にローマ字の当て字をしては、
なんのこっちゃ、と首をかしげたあなたは、
残念ながら、わたしと似たような感性の持ち主です。



ルフトハンザのこと？
と思った人は、クール！


半分当たってます。
航空会社のコードで、
ＬＨはルフトハンザドイツ航空（ドイツ）を意味します。



でも、今回は航空会社のお話ではありません。



健康についてのお知らせです。


誰もが気にしているコレステロール
ＮＨＫの「ためしてガッテン」をよく見ている方は、ご存じかと思うのですが、
コレステロールには、善玉（LDL-C）と悪玉（（HDL-C）がありますよね。
両方の頭文字をとると、ＬとＨ。





そういうことなんですね。



悪玉コレステロールは、
血管を詰まらせる塊(プラーク)の材料となり、
善玉コレステロールは、
血管壁からコレステロールを回収するといわれてます。


当然ながら、悪玉コレステロールが増えると、
血管を詰まらせて動脈硬化を引き起こします。
動脈硬化には自覚症状がなく、
そのままにしておくと、やがては、
心筋梗塞や脳梗塞といった命にかかわる病気をもたらします。



健康診断で、悪玉コレステロールが正常範囲だったから大丈夫、
と思っている人、要注意です。


悪玉コレステロールが正常範囲でも、善玉コレステロールが少なすぎると、
動脈硬化が急速に進むことが、最近の研究でわかってきたそうです。



動脈硬化をもたらす最大の危険因子は、
悪玉コレステロールと善玉コレステロールのバランス異常にあるらしいです。
つまりは、コレステロールのバランスが大事ってこと。



確かに、バランスが崩れるとなんでもよくない。



動脈硬化の予防には、
悪玉コレステロール値をガイドラインの管理目標値まで下げて、
なおかつ、LH比を低下させることが重要なんです。
LH比





そういうことなんですね。




LH比(管理目標値)は、
悪玉コレステロール（LDL-C）と善玉コレステロール（HDL-C）の
数値を元に計算することができます。

健康診断を受けた方は、
ぜひ数値を入力していただきご自身の数値を確認してみて下さい。

LH比(管理目標値)のチェックはこちらから




まだまだ猛暑が続いています。
LH比と同じように、
食事のバランス、仕事と遊び、睡眠のバランスにもお気をつけて。

タグ：ＬＨ コレステロールのバランス