アイスランドの火山噴火 [海外旅行]
アイスランドの火山が噴火して大騒ぎになっているが、
わたしは昨年、そのアイスランドに行ってきた。
都市を一歩出ると、そこには今までに見たことのない光景が広がっていた。
荒涼とした何もない風景が延々と地平線まで続いている。
地面に生えているのは、こけの種類。
地球に陸地が誕生したばかりの光景は、
こんなだったのではないか、という景色にただただ見とれるばかり。
何もない光景にこれほど感動させられるとは、思いもしなかった。
活動を停止いた火山の噴火口には、曇り空なのに青い湖がある。
下の写真は、有名な間欠泉で、世界中からの観光客が群れ集っている。
ここへバスで行くまでの間、
コケと放牧されている馬がいるだけの大地のあちこちから、
白い煙が立ち上っている。
それはみな温泉の湯気なのだ。
火山だらけなので、地面が地熱であたたかい。
自熱発電所もある。
だから、今度の火山噴火も、アイスランドでは驚くようなことではないのだ。
きれいな花も咲いていて、それらはまた次回にでも紹介するつもりだ。
これは途中で寄った土産物店。
2010-04-22 02:12
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コメント(2)
アイスランドって北の果てのようなイメージがありますね。
住んでいる人はさみしくないんでしょうか。そんな訳ないですよね。^^
by かいわれ (2010-04-22 22:26)
かいわれさん
まさに地の果てというイメージです。
アイスランドに限らず、ノルウェーのフィヨルドなどには、
絶壁に一軒ポツンと家があったり、
3軒だけの村などというのが結構ありました。
ガイドさんの話では、
北欧のひとは孤独に暮らすのが好きという人が多く、
温暖でひとが密集して暮らしている東洋人とは、
考え方も、感覚もかなり違っているようです。
by 赤と青 (2010-04-22 23:46)