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肩の力を抜いてWE LOVE YOU. [音楽]

道端に咲いていた花.jpg

歌の記事が続いている。
ちょっと疲れているのかな、
元気にガンガンいっているときに歌いまくるというのもあるが、
人生、元気でガンガン行ってときなんかある?
あまりない。
歌をひとりで聴きたいな、と思うときは、
ちょっと疲れているか、へこんでる。


槇原敬之39作目のニューシングルが7月23日にリリースされた。
WE LOVE YOU.という曲。
8月31日までの期間限定で特別配信されているブログパーツ。
さっそくサイドに貼り付けたので、どうぞ試聴してみてください。


槇原敬之の歌は、肩の力を抜いて、楽に聴ける。
聴いていると、だんだん元気になってくる。
温泉にゆったりつかったような気分というか、
いつもより、ちょっとだけ贅沢なデザートを食べた
疎遠気味の友達からお誘いの電話がきた、
そんな気分かなあ。


デビュー曲の『どんなときも』を最初に聴いたとき、
そのあまりの単純さに驚いたけれど、
単純という言葉はあまりイメージがよくないけれど、
シンプルという意味の単純さなのだ。
その単純さが、何度聴いても飽きない心地よさになる。
子供でも年寄りでも歌える単純さ、これってすごいことだ。


覚えようとしたこともないのに、いつのまにか口ずさんでいる。
もっとも、この『どんなときも』、ものすごくヒットした。
日本中、どこからもこの曲が流れていた時期があった。
なぜか落ち込んだときに、やけになって大声で歌ったものだ。
いま振り返ると、あれは自分への応援歌になっていた。


SMAPが歌ってヒットした『世界に一つだけの花』も、
あたりまえのことを、あたりまえに歌っている。
こういう歌って、一つ間違うと嫌味になる。
説教臭くも、嫌味にもならず、理屈っぽくもならない
あくまでも軽い、
そういうところが、槇原敬之の個性なのだ。


一歩ひいたような、優しさ、
肩の力をぬいた、歌い上げるのとは反対の、
耳元でつぶやいたり、ささやいたりする感じに近い歌。


槇原敬之の歌、歌うときはみんなで大声で歌うのが一番だが、
聴く時はやっぱりひとりでしょう。
新曲、タイトルが、WE LOVE YOU.ですから、
愛が欲しいひと、足りないひと、元気づけてもらってください。


ところで、肩の力を抜いたように見えたり、
シンプルに感じられるということは、
本質的には高等技術なのだ。
本当の実力と余裕がなければ、できない芸当である。
槇原敬之、只者ではないのだ。



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小坊主つばめ

ごもっともっ!
まったくもってごもっとも!
僕ら坊さんは説教くさいので、べんきょうせにゃぁ〜
by 小坊主つばめ (2008-07-26 23:53) 

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