SSブログ

海はひとつではない? [ひとりごと]

ニューカレドニア アメデ灯台.jpg

ニューカレドニアのアメデ灯台。

地球儀や地図で見ると、
地球は全部が海で、そのところどころに陸地が
浮かんでいる。
子供のころからそう思っていて、
田舎の海を見るたびに、この太平洋の先には、
ハワイがあって、その先にアメリカ大陸があって、
とにかく、海をどんどん行くとまたここに帰ってきてしまうのだ。
と、思うことが楽しかった。

まさか自分が大人になって、船で世界一周をするとは、
夢にも思わず、そんなだいそれた願いが脳裏に浮かぶことも
なかったのだが、なぜか、船で世界一周をしてしまった。


そのとき、横浜の港から出た船は横浜に戻り、
海がひとつにつながっていることを実感したのだが、
海がひとつでないことを、思い知らされたのも、
世界一周航海だった。


海には、細かくいくつもの名前がついているのだ。
そういえば、日本海、シナ海、インド洋、紅海、黒海、
世界地理で覚えた海の名前をいくつか覚えている。


この名前、国ごとにまたいろいろ名前がついているのだ。
暗記ものが苦手、名前を覚えるのが嫌いなわたしは、
細かく分けられた海の名前を聞かされて、発狂しそうになった。
第一、インド洋とアラビヤ海は、どこで分かれるの?
海には線が引いてないし、国境もないのだ。
ややこしいったら、ありゃしない。


その代表が地中海。
ギリシャの近くの海は、エーゲ海、アドリア海、イオニア海、
イタリア周辺は、ティレニア海、という具合に分かれている。
どこからどこまで、なに海?
もう、面倒だから、全部地中海でいいでしょ、という騒ぎ。


情緒がない人間だと、叱られそうだが、
世界一周の船上では、
いま、なんと言う海を航行しているのか、というのが、
毎日の関心事だった。


沖の波打ち際.jpg


ニューカレドニアの沖合いで、不思議な光景を見た。
海の沖合いに突如、波打ち際が出現するのだ。
さんご礁などで、そこが浅瀬になっているのだ。
長い長い浅瀬に、白い波が砕け散って、海流が複雑になっている。
これは、船旅でしか見られない光景だ。


暑いので少しでも涼もうと、久しぶりに色つき文字で、
海の色にしてみたけれど、
編集がいまのように改善というか、
改悪される前のようにいかなくて、すごく使いづらくなった。


nice!(7)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 7

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。