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青い薔薇の物語 [花]



今回レビューブログさんからの紹介で皆さんにお伝えするのは、
不可能の代名詞といわれた「青い薔薇」の物語。


もともと青色色素“デルフィニジン”がないために、
世界のどこにも青い薔薇は存在しなかったのですが、
サントリーグループが世界で初めて開発に成功して、
その青い薔薇のお披露目と広報発表をしたのは、
2004年6月のことでした。


ええっ、嘘!ほんと!
とわたしも大興奮して大騒ぎをしたものです。






でも、青い薔薇が誕生するまでの詳しい内容や、
その薔薇の名前がAPPLAUSE(アプローズ)であることや、
その花言葉があることも、いままで知らないでいました。



英語で「喝采」を意味するアプローズという名前には
人生のさまざまな局面で、夢をかなえた人、
あるいは夢にむかって挑戦する人を勇気づけ、
拍手喝采を贈るという想いが込められています。



そして花言葉は、「夢 かなう」
夢をあきらめずに挑戦し続ければ、きっと夢はかなう
という想いがこめられているのです。






最先端のバイオテクノロジーを用いて、
青色色素を作る力を持った遺伝子をバラに入れ、
青い薔薇を咲かせることができないか
と考えたことから、
1990年にスタートした不可能への挑戦は、
1991年にペチュニアから青色遺伝子の取得に成功したけれども、
それからが苦難の連続でした。



1994年にペチュニアの2種の青色遺伝子を入れたバラがやっと開花したものの、
色は赤いままで、青色色素は全く検出されず、
咲いても咲いても青色色素=デルフィニジンができてないという状況が続くのです。



1995年、青い薔薇は咲かないかわりに、
ペチュニアの青色遺伝子を入れたカーネーションでは、デルフィニジンが蓄積し、
青いカーネーション「ムーンダスト」(花言葉「永遠の幸福」)が誕生し、
日本では1997年から販売されました。



青いカーネーションの華々しい登場もわたしは覚えているのですが、
これが青い薔薇への挑戦から生まれたことは知りませんでした。



さて不可能の代名詞青い薔薇への挑戦ですが、
パンジーから得た青色遺伝子を導入した赤いバラで青色色素ができ、
花の色もはっきりと変化したのは、1996年のことでした。



選抜した品種に遺伝子を導入できるようになるまでに1年程度かかり、
1999年ころには、デルフィニジン含有率がアップして、
青みを帯びた色合いに変化した薔薇が咲くようになり、
2002年ころに、ようやく同じ色を安定的に咲かせることができるようになりました。



2004年の6月後、実用化までにさらに4年の月日がかかって、
サントリーブルーローズアプローズ(花言葉「夢 かなう」)が
世界に先駆けて日本で販売されたのは2009年11月から。



1990年から2009年までの夢がかなうまでの長い長い誕生物語、
追跡するだけで、気が遠くなりました。



でも、不可能を可能にした、夢をかなえた物語、
大いに勇気づけられました。



7~9月は高温のため販売を休止していたい青い薔薇「アプローズ」
10月4日(火)から販売が再開されました。



販売しているのは、お花だけではなく、
アプローズの香りを再現したバラ 香水や、バラ 石鹸も。





バラ 香水とアプローズ一輪がセットになった
バラ ギフトもあるんです。





夢かなうの花ことばと喝采の意味を持つ青い薔薇アプローズ
あなたの大切な、大切な、あの方に最もふさわしいギフトではないでしょうか。

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yu-papa

ご訪問くださり有り難うございます^^
by yu-papa (2011-11-20 17:01) 

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